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こんにちは。
BIM推進課のM嶋です。(ブログ当番外投稿)
いよいよ宜野座村の物件が完成し、検査ラッシュを迎えています。
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社内でも見学会を設け社長にもご意見を頂きましたので
今後の参考にメモしておきます。
①外壁塗装は出隅で切替えてはいけませんよ。
そこから塗装が剝れる原因になります。
入隅で切り替えるか、水切りを設けるかして工夫しなさい。
軒裏のEP-Gが出隅で終わってます…これの事ですね…。
②雨水の流れを考慮して竪樋の位置を決めなさい。
円形庇の上部付近にある雨水受けです。
塗装を保護するための創意工夫ですが、
これでは雨水が正しく処理されないのでは?
という懸念材料になってしまったようです。
結果は・・・雨が降ってのお楽しみ…♪
③雨だれで外壁が汚れるような設計をしてはいけませんよ。
階段手摺壁には上部に勾配をつけるなどの工夫をしなさい。
笠木は高くつくけれど、勾配をつけるだけなら費用もかからず
外壁は汚れませんよ。汚れない建物を心がけなさい。
確かに…これは気を付けるべきでした…反省…
円形庇にも上部内側に勾配がついているのですが…
④飽きのこない色使いを心がけなさい。
たとえ児童のための施設だとしても
パステルカラーは飽きるものです。
ダークな落ち着いた色は何年経っても飽きません。
社長…これは説明させて下さい!
ここ宜野座村はイチゴの産地として有名なのです。
加えて児童のための施設という事から
遊び心を入れてみました。
軒裏の薄いグリーンと合って
イチゴのようではありませんか?
いづれにしても今後の参考にします。
皆さんも社長の言葉を大切に設計業務にあたりましょう!
最後に社長より
「建物には『顔』が必要なのですよ。建物の顔を大切にしなさい。」
建築って…奥が深いですね…