図面だけではわかりづらかった情報がBIMの3Dモデルを用いることでわかりやすくなる

通常はCADという設計ツールを用いて、図面を作成して打ち合わせを行い、建設を行いますが、その場合は認識の違いなどが原因で建物が建ってから「こんなはずじゃなかった・・・」ということが起こりえます。
ですがBIMを用いた3Dモデルを活用して打ち合わせを行うことで、しっかりと認識合わせを行ってから建設を進めることができるので、安心して家を立てることが可能です。

従来のお打ち合わせ(紙図面のみ)

BIMを用いたお打ち合わせ(2D図面+3Dモデル)

精度の高い3Dモデルで実際の建築物の完成イメージが具体的にできる

BIMで作成する3Dモデルは精度が高く、図面だけではわからない、床や壁の仕上げやインテリアのイメージなどを設計の段階で具体的にイメージすることができるようになります。

BIMの3Dモデル

実際に完成した建築物

床や壁の仕上げなど、様々な検討案をお好みに合わせてシミュレーションできる

床や壁の仕上げなど大掛かりな工事は、家を建ててから変更するのは大変です。後悔しないためにも、打ち合わせ段階で様々なパターンを検討し、お施主様のお好みに合ったデザインをシミュレーションします。室内を歩くように3Dで検討することにより、部屋の雰囲気や住み心地がイメージしやくすなります。お手持ちの家具やインテリアと合わせたシミュレーションをすれば、引っ越しの際の家具の配置にも役立ちます。

石張りの床に木目調の壁の
シミュレーション

落着きと高級感のある雰囲気を
演出したい場合

フローリングに白い壁紙の
シミュレーション

清潔でアットホームな雰囲気の中で
子育てをしたい場合

タイルカーペットに
コンクリート打放しの壁の
シミュレーション

在宅勤務も兼ねたオフィス風の
空間が必要な場合

時間経過による西日のシミュレーションで日当たりの確認ができる

BIMで作成した3Dモデルでは日の出から日没までの建物の日当たりをシミュレーションをすることができます。日当たりのシミュレーションでは外観だけでなく内観から見た日当たりも確認できるので日当たりに合わせた最適な設計をすることが可能です。

1時間ごとの西日のシミュレーション

17:00の西日シミュレーション

18:00の西日シミュレーション

19:00の西日シミュレーション

フローリングや壁材などの設備情報もBIMに集約できるので、修繕対応などがスムーズに行えるようになる

BIMの3Dモデルではフローリングや壁材、インテリアなどにメーカーや品名、型番、金額などの建物の仕様をメモとして保存しておくことが可能です。情報を保存しておくことで、住まわれているうちに発生した破損(壁紙が破けてしまったり、電球がわれてしまった場合など)の修繕対応がスムーズに行うことができます。

建物仕様の情報

アプリでいつでも確認することができる

BIMで作成した３DモデルはBIMx(ビムエックス)という無料アプリで、ご自宅のパソコンやスマートフォン、タブレットなどいつでもどこでもご覧頂くことができます。
BIMxのアプリは、どなたでもゲーム感覚で簡単に操作できるので、社内でのデザイン検討、クライアント様へのプレゼンテーション、施工現場での情報確認など幅広いシーンでプロジェクトへの参加が可能となっています。弊社ではプロジェクトの関係者間でBIMｘを用いてデータを共有し、効率の良い働き方を目指しています。

BIMxの活用イメージ